2025.04.04
新年度になりました。
ちらほらと桜が見られるようになり、日々春の訪れを感じています。
生活スタイルが変わられた方も多いのではないでしょうか?
ぷくぷくでも、生活スタイルの変化等に合わせて柔軟な動きができればと考えておりますが、なかなかご希望に沿えていないというのが現状です。
今年度より、今まで他市で実施しておりました小学校等への訪問看護を、神戸市でも実施させて頂くことになりました。
医療的なケアがあっても、必ずしも特別支援学校に行かなければならないわけでなく、近所のお友達と一緒の地域の学校を選択することもできるということは非常に大切だと思います。
障がいがあるから学童は難しいとか、就職は難しいとか、成人したら生活介護にいかなければという考え方ではなく、障がいの有無に関わらず、その人がその人らしく生きるための方法を社会全体で考えていかないといけないのだと思います。
それこそが、昨年義務化された「合理的配慮」に繋がると思います。
合理的配慮の「配慮」という翻訳が微妙で、本来は合理的調整の方がしっくりくるようです。
配慮という言葉が、あいまいなイメージを生み出していて、分かりづらくなってしまっているのだと思います。
そういった調整の先に選択肢が生まれると思いますので、多くの方の選択肢が増やせるように様々な「調整」に取り組んでいきたいと思います。
2025.03.21
ぷくぷくでは私達と一緒に働いてくれる看護師さん・PTさんを募集しています。
小児・重心さんのケア経験がある方は大歓迎!!
訪問看護の経験は無いけれど、ちょっと興味があるという方は是非ご連絡下さい。
詳細な求人情報は下記よりご覧ください。
◆ぷくぷく求人情報
2025.03.13
少しづつ暖かい日が増えてきました。
もうちょっとしたらお花見もできる!?といった雰囲気すら感じています。
今回はちょっとしたご紹介です。
ファミケアさんってご存じでしょうか?
色々な福祉系イベントでもブースを出されているので知っている方も多いと思います。
「疾患児・障がい児家族の毎日を楽しく」をモットーに、疾患児・障がい児家族にとって役立つ情報を発信されているポータルサイトです。
そんなファミケアさんが、先月オープンされたのが家族と支援をマッチさせる支援検索システムです。
使いたいと思ったサービスを1件1件電話して、状況を聞いてみないと利用できるかできないか分からない、といった身体的・精神的負担を軽減してくれるようなものになると思います。
勇気を出して頑張ってお電話して、あっさり断られて心が折られる、といった経験をされている方がほとんどだと思います。
私達のような事業所側も空き状況の問題で、せっかくお電話頂いたにも関わらず、泣く泣くお断りせざるを得ない状況を大変心苦しく思っておりました。
そんな互いのモヤモヤを解決してくれるものだと思います。
ある程度、どういった事業所なのか、空き状況はどんな感じなのか、評判はどうなのか、といったことを事前に知ることができます。
その情報をもとに、うちには合う合わないをおおよそ推し量ることができるようになりますので、無駄な電話問い合わせをしなくてよくなります。
訪問看護だけでなく、障害福祉サービス等も検索できるので非常に便利になると思います。
まだ、オープンしたばかりなので件数が少ないようですが、他市では行政と連動して、市内全域の情報が入る予定のところもありますので今後に期待です!
ぷくぷくも縁があって、登録しておりますので是非ご覧ください!
2025.02.28
早いものでもう2月も末日です。(毎回言ってる・・・)
寒い日が多かったなぁといった印象の毎日でした。
2月は早かったですが、やりたかったことに目を向けることのできた月でした。
中でも、在宅におけるレスパイトについて考えることができました。
昨年からちらほらとテレビのニュースでも聞くことが出てきた医ケア児のお母様による痛ましい事件。
こどもは産んだ親が責任をもって育てるもの!といった見えない圧力が今回のような悲劇を招いていると感じます。
私は、こども達は地域が育てるものだと考えています。
だからこそ、親だけでなく近所の方や行政なんかも巻き込んでいった方が良いと思います。
最近は「昭和レトロ」なる言葉が流行っているようですが、あの時代には間違いなく感じ取れた「人情味」も復活するといいなと思ってしまいます。
なので、こども達の親御さんが育児や医ケアに疲弊して倒れてしまう前に、取り巻く周りの環境が手を差し伸べれる方法が必要なのだと考えます。
その一つとして、レスパイト環境の充実が挙げられると思います。
特に育児に加えて医ケアや介護が必要な障がいをお持ちのお子様の親御さんは疲弊しやすいです。
ですが、看護師さんやヘルパーさんの慢性的な人材不足等により、必要な支援が不足しているご家庭が増えています。
中でも、レスパイトの主要な部分となる「短期入所」については、神戸市でも絶望的な状況です。
ですので、先日神戸市さんにお話する機会を作って頂き、短期入所の状況改善が難しいのであれば、代替的な仕組みの導入が必要なのではないか?他府県でも導入されている「在宅レスパイト事業」を神戸市にも導入してもらえないか?とお伝えしてきました。
もちろん、直ぐに導入するということが難しい状況は分かりますが、今の逼迫した状況やそれらが事件となって表面化してきていることを切実に訴えてきました。
この「在宅レスパイト事業」のような代替案を何とか導入してもらえるよう、多くのご家庭と意見交換したり、関係機関に協力を呼び掛けて取り組んでいきたいと考えています。
2025.01.30
まだまだ寒い日が続いています。
今朝も北区では凍っているところが多数見られました。
来週は一段と寒くなるとのことですから警戒が必要ですね。
年も明けて、いよいよ様々なところで4月の新年度に向けた動きが見らるようになってきました。
通園や就学、親御さんの復職に向けた動きなどドタバタされている方もおられるかと思います。
一昔前にあった、医療度の高いお子さんは通学や通園は難しいもしくは、特別支援学校しかありえないという考え方自体が時代遅れそのものになってきています。
今は、ご本人さんやご家族さんが行きたい学校を選ぶ時代になっており、様々な想いのもと、特別支援学校、地域の学校のどちらを選ぶことができるようになってきています。
それに伴って、市区町村には看護師の確保が求められるわけですが、人材不足のなかこれがなかなか難しいため訪問看護事業所の看護師にも人材が求められています。
ぷくぷくでも、保育園・幼稚園・学校園等に看護師が訪問させて頂いています。
少しでも、園などにおいてしっかりとした関わりができるよう、日々の訪問や研修等を通して理解を深めているところです。
市の制度等も難しく理解しづらい部分もあると思いますので、気になることがあればぷくぷくにご連絡頂ければ分かる範囲でお答えさせて頂きます。
2025.01.06
皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
どのようにお正月をお過ごしでしたでしょうか?
残念ながら、今年のお正月はインフルエンザにより体調を崩された方が多かったというのが私の印象です。
それでも、心機一転これまでの悪い流れを断ち切り、より良い毎日となることをお祈りしています。
今年は巳年で、再生や成長、変化のチャンスに恵まれる年となるようです。
今までうまくいかなかったことがうまくいったり、諦めていたことに対して再びチャンスが到来したりする可能性があるかもしれません。
生活の安定、就園、就学、復職等において多くの不安や悩みを抱えておられる方がほとんどかと思いますが、これらの変化に向けて微力ながらぷくぷくも関わっていければと考えております。
特に昨今の税制改革や物価高騰により、多くのご家庭において支出が大きくなっていることは明らかです。
にも関わらず、本当に必要な公助が受けられないという現実があります。
そういった課題についても、しっかりと声を上げていきたいと思いますのでまた多くの皆様のご協力を頂ければと思います。
2024.12.27
いよいよ年内最終開所日となりました。
今年も1年間ありがとうございました。
これからも訪問を通じて、ご利用者様の症状の軽減やご家族様の不安・悩み等の軽減に繋がるよう努めて参ります。
今年も多くの方にお会いでき、また多くの方に関わらせて頂きました。
まだまだ至らない点も多く、改善しなければならない点が多々ございますが、来年度も引き続きご指導頂けますと幸いです。
2024年を振り返りますと、事業所としての一番大きな出来事は事務所の移転でした。
これが一番というのも事業所としてはなかなか寂しい話で、来年度はもっと多くの方にとって「おぉ~」と言って頂けるようなお話が出来ればと思います。
ですが、事務所1階は多くの方にご利用頂ければと思いますので、お茶会等ちょっとした集まりや団欒の場所としてご利用頂けますと幸いです。
ご利用になられたい方は、是非ご連絡下さい。
12月に入ってからというもの、信じられない勢いでインフルエンザ等により体調不良の方が激増しており、体感的には近年稀にないような状態のよう感じています。
皆さまが健康且つ平和に新年をお迎えできますことをお祈りしております。
来年度は、基本的に1月6日(月)からのスタートとなります。(リハは4日からです)
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
2024.12.18
いよいよ年末が近づいてきました。
ここからは、クリスマス・お正月とイベントが目白押しですがくれぐれも体調不良にご注意ください。
現在、インフルエンザが猛威を振るっております。
先週位から急激に増え、学級閉鎖なども増えていますので、外出されてから帰宅後のケアはしっかりやっていきましょう。
現在ぷくぷくでは、訪問時にクリスマスイベントを実施しています。
今年のイベントでは小さなクリスマスツリーを持っていく予定にしています。
寒い毎日のいやーな気持ちを楽しさで吹き飛ばしましょう!
先日、ぷくぷくは令和7年度の医療的ケア支援事業参加申請書を神戸市に提出いたしました。
これは、神戸市の地域の学校に行かれている医ケア児の生徒さんに対して訪問看護を行えますという神戸市さんに対しての参加表明のようなものです。
保険診療の訪問看護は原則自宅への訪問に限られると定められている為、保育所・幼稚園・学校園などへ訪問することができません。
そうなると、医ケア児さんは看護師のいない園や学校等に行くことが難しくなってしまいます。
その為、神戸市の場合は訪問看護ステーションさんと神戸市さんが委託契約を結ぶことで、本来訪問できない自宅以外の場所への訪問が可能となります。
この場合、保険診療ではありませんが神戸市さんからお金が支払われる為、通園・通学されるご本人様やご家族様に支払いは発生しません。
こういうことってなかなか触れる機会がないと分からないものです・・・(ホントは保険診療の訪問看護が自宅以外でも可能であればシンプルで良いのですが)
ぷくぷくでは、保育所や幼稚園、小学校への訪問看護も実施していますので、何か分からないことがあればご相談頂ければと思います。
障がいがあるからこの子は特別支援学校に行くべきだ!とかデイサービスだ!という考えは古い考えで、誰もが行きたいところを選択して行ける!
これが一番だと思います。
2024.11.28
本格的に冬到来といった感じで日に日に寒くなっていますね。
私の周りでも体調を崩される方が増しているように感じています。
インフルエンザも流行していますのでご注意下さい。
兵庫県内で非常に悲しいニュースが立て続けに流れてきました。
うち一つは神戸市北区内の重心児さんのお話で、褥瘡があることを放置したとして母親が逮捕されたというものでした。
エゴかもしれませんが、ぷくぷくは北区で小児・重心専門にやっている訪問看護事業所としてやっているにも関わらず、こちらのご家庭に出会えず何もできなかった悔しさと不甲斐なさを感じています。
事業所としての発信力の弱さ、力の無さがあったようにも思います。
小児・重心さんのことで困ったな・・・という時に「ぷくぷく」があると思ってもらえるようにと取り組んできたつもりですが全然でした。
重心さんご本人もそうですが、お母さんの悩みもたくさんあったはずです。
もちろん、全ての悩みや不安を解消できます!なんてことは言えませんが、少なからず一緒に伴走しながら、その重みを軽くすることができたのでないか?
そうすればお母さんが逮捕されてしまうようなことも無かったし、上のお子さんが母の代わりに育児に追われるようなことはなかったのではないか?
と考えてしまいます。
記事には、「約2年間登校せず、全く母親と連絡が取れない」と特別支援学校から警察に連絡がありました。との記載がありましたが、遅くないですか??
それまでは放置してたの?とも勘ぐってしまいます。
周りがそれぞれの出来る事をしっかり出来ていれば、このような痛ましい結果に繋がらなかった可能性があると思います。
ぷくぷくとしては、発信力の強化・他機関との連携強化に改めて取り組み直して、どうしようもない時に駆け込み寺のような存在になれることを目指したいと思います。
いや。。。ホントに悲しい(久々にショッキングなニュースで泣きました・・・)
2024.11.15
この度、マイナ保険証の推進が実施されておりますが、マイナ保険証が無くてもこれまで通り受診や訪問看護のご利用等は可能です。
ついては、マイナ保険証を使用せずに受診する方法について、厚生労働省からご案内リーフレットが届きましたので下記をご覧下さい。