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訪問看護ステーションぷくぷく

2023.12.29

今年もありがとうございました(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

いつもありがとうございます。

 

 

ぷくぷくの訪問も今年は最後の日となりました。
無事この日を迎えることができたのも、ご利用頂いている方々のほか、関わり頂いた全ての方々のおかげです。
ありがとうございます。

 

 

今年は、コロナが5類になったことでマスコミ等に取り上げられる機会が徐々に減っていきました。
人々の交流機会が増えたことは良いことだと思いますが、コロナが完全に消えたというわけではありませんので、気を付けるべき点は気を付けておく方が良いように考えます。
各地でも様々なお祭りやイベントが行われていましたが、ぷくぷくでも訪問時に季節イベントを何回か開催させて頂きました。
イベント時の皆様の笑顔のお写真を見るたびにテンションが上がり、次なるモチベーションへと繋げることができました!ありがとうございました!

 

 

ご利用頂く方が増えた反面、ご要望に沿えない部分が出てきてしまっていることは大変申し訳なく感じております。
看護師やセラピストの求人を行ってはいるものの、増員には至っておらず、このような状態になってしまっているというのが正直なところです。
来年度はスタッフの確保はもちろんのこと、スタッフの考える力というものを養い、より良い訪問を目指していきたいと考えております。
また、様々な情報や知識を素早く取り入れて、訪問やHPを通しての情報発信等を行っていきたいと思います。

 

 

年明けは1月4日からのスタートとなりますが、本年同様に来年もぷくぷくと関わり頂ければ幸いです。
それでは、良いお年をお迎えください。

 


 

 

2023.12.22

来年度は変革の年になるかも・・・(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

あっという間に年の瀬が近づいてきました。
なんやかんやで今年もあと1週間ほどです。

 

 

ここにようやく冬到来という感じの寒さになってきており、例年以上に体調管理が難しいなと感じています。
何かと変革の時期なのかな?とも思ってしまいます。

 

 

2024年は「甲辰(きのえたつ)」だそうで、「変革(転機)」や「激動」などがキーワードとなり時代が動く年とも言われているようです。
これは、これまでの努力が実って夢が叶いやすい年とも言えるそうです。
みなさまが今まで取り組んでこられたことや働きかけてこられたことなどが、2024年に結果となって実を結べば良いなと思います。

 

 

障害福祉サービスや訪問看護を取り巻く環境も令和6年度は少し?変革があると思います。
一つは4月に予定されている「報酬改定」です。
こちらは、国が力を入れようとしているところに報酬が多く付く仕組みになっています。
今回の障害福祉サービスの報酬改定の協議の中では、医ケア児さんや重心さんに関する部分がしっかりとクローズアップされていましたので期待しています。
報酬が増えると取り組む事業所が増えて、より多くの選択肢から選ぶことができるようになります。

 

 

もう一つは、マイナンバーカードによる保険証確認です。
まだまだ賛否両論があり不安の残るマイナンバーカードですが、病院と同じように訪問看護でもマイナ保険証確認が予定されています。
詳細な情報は発表されていませんが、予定では来年の6月から変更となるようです。
おそらく、訪問の際にカードリーダーから情報を読ませてもらうような感じになるのではないかな?と思います。

 

 

・・といった感じで既に変革が決まっていることもありますが、何よりもコロナのようなマイナスの変革だけは起こらないで欲しいと願うばかりです。

 

 


 

 

2023.12.07

体調崩されていませんか?(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

こんにちは、なんやかんやで気づけば12月になってしまいました。
最近は気温の高低が激しいので、個人的には季節感がおかしくなっています。
体温調節も難しくなっていますので、体調管理には十分にお気をつけ下さい。

 

 

気温だけでなく、物価も今までに見なかったような高さになってきており、多くの家庭で家計の負担が大きくなったなと思われているのではないでしょうか?
様々なメディアを見ていると、政治屋さんの考え方と我々庶民の考え方では大きな隔たりがあるように感じてしまいます。
このあたりも、選挙戦略等の打算なく本当の声をしっかりと拾ったうえで、寄り添う形での考え方ができているかどうかだと思います。

 

 

これは、訪問看護でも同じだと考えています。
ご利用様やご家族様の声をしっかりと聞き、お悩みやご希望に適した形でのサービスの提供は不可欠だと思います。
この部分に関しては、忘れずに今後も取り組んでいきたいと思います。

 

 

近日中にクリスマスイベントを開催予定です!
ご利用様やご家族様と一緒にクリスマス気分を感じれれば良いなあと思います!

 


 

 

2023.12.07

理学療法士(PT)さん(常勤)を募集しています!(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく お知らせ 求人)

 

ぷくぷくでは理学療法士(PT)さん(常勤)を募集しています。

 

ぷくぷくのご利用者様には、PTさんの訪問を心待ちにされている方が多数おられます。
乳幼児・小児・重心さんへのリハビリに関わってみたいと考えられている方は是非ご連絡下さい。

 

ぷくぷくで他の訪問スタッフと一緒に、自分の将来とご利用者様の将来をじっくりと考えながら働いてみませんか?
詳細は下記求人ページをご覧ください。

https://pukupukuhoukan.com/recruit/

 

※気になることや質問などがあれば遠慮なくご連絡(メール・電話等)下さい。

https://pukupukuhoukan.com/contact/

 


 

 

2023.12.07

看護師(常勤)さんを募集しています!(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく お知らせ 求人)

 

ぷくぷくでは看護師さん(常勤)の募集をしています。

乳幼児・小児・重心さんの訪問看護に関わってみたいと考えられている方は是非ご連絡下さい。
※小児病棟・重心施設等での経験をお持ちの方は優遇いたします。

 

ぷくぷくで他の訪問スタッフと一緒に、自分の将来とご利用者様の将来をじっくりと考えながら働けることを大切にしています。

 

※気になることや質問などがあればご遠慮なくご連絡(メール・電話等)下さい。

お問い合わせ

 

待遇等に関する詳細は下記求人ページよりご覧ください。

求人情報

たくさんのご応募をお待ちしております。

 


 

 

2023.11.27

北区地域小児在宅医療推進支援事業講演会に参加してきました(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

令和5年11月24日に開催された北区地域小児在宅医療推進支援事業講演会に参加してきました。

 

令和5年11月24日北区地域小児在宅医療推進支援事業講演会

 

「北区における医療・教育・福祉の連携によるこども支援を考える」という演目なのですが、珍しいのが神戸市北区医師会さんが主催でした。
医師の先生方が医療・教育・福祉の連携について発してくれるのは凄く大きな意味を持つと思います。
今回は小児科医の宇宿先生(ぷくぷくも凄くお世話になっている先生)が小児在宅医療について皆が同じ気持ちを持って一人の児や家族に接していくことの重要さをお話して下さいました。

 

 

更に神戸市教育委員会事務局の指導主事の方も来られており、医ケア児さんの就学に関することやインクルーシブ教育に関してお話して下さいました。
何か月前かに行われていた教育関係の有識者会議とは全然違って、こうしたいと思われている気持ちが伝わってきました。
パネルディスカッションでは、兵庫県立神戸特別支援学校の方と社会福祉法人陽気会の方も加わり、現行における課題や取り組んでいかなければいけないことなどについてディスカッションが行われました。

 

 

今回の講演はホントに「うんうん」、「それそれ」と思うようなことも多く、ぷくぷくも足並みを揃えていければ良いなぁと思いました。
反対に、現在抱えている課題についてもよく分かる部分もあり、特に相談支援員さんの寄り添い力に個別差がある問題や医療的ケア児コーディネーターさんの在り方や役割の不透明さが浮き彫りになったようにも感じました。

 

 

ただ、このような講演を続けていけばいずれは課題解決の糸口が見えてくると同時に、解決方法を水平展開することが容易くなるのではないかと考えます。
ホントのところはこのような事を北区だけではなく神戸市全体で取り組んで欲しいところですが。

 

 


 

 

2023.11.16

重症心身障がい児さんと 家族・きょうだい・支援者さんのオンラインコミュニティが新しく出来たそうです(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

個別性の高い重症児の子育てをママ友・パパ友に相談できる掲示板、子育てや支援に役立つセミナーや動画コンテンツ、子ども向け・大人向けのイベントなど、重症心身障がい児に関わるすべての人に役立つオンラインコミュニティが新しくできたようです。
11月中は無料で利用できるようです。

 

お子様の特性に合った情報を得る事はなかなか難しかったりすると思います。
最近はSNSの普及などにより、十数年前よりも幾らかは情報収集や繋がりを得る機会が増えたとは思いますが、それでもなかなか確率が低いように思います。

 

こういったサイトで、重症心身障がい児さんの情報などが簡単に取得できるようになるのは凄く良いなと思いました。
ホントこういう仕組みをゼロから作られている方ってすごいなと感心してしまいます。

 

 

■プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000113873.html

■COCOLON
https://co-co-lon.com/

 


 

 

2023.11.07

神戸市療育ネットワーク会議を聞きに行ってきました(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

11月2日(木)に開催されていた、神戸市療育ネットワーク会議「第10回 医療的ケア児の支援施策検討会議」の傍聴に行ってきました。

 

https://www.city.kobe.lg.jp/a86732/810077581644.html

 

今回の議題の中にあった「医療的ケア児コーディネーター」等を活用した支援体制について聞かせて頂きましたが、やはり「医療的ケア児コーディネーター」の役割や立ち位置的な部分でコーディネーターの有資格者にも戸惑いがあるように感じました。
神戸市では、にこにこハウスさんが様々なフォローアップ研修を数多く開催されているようです。
有資格者さんからは、実際にどのように動いていけば良いのか、どのような役割を担えば良いのかなど具体的な立ち回りが難しいような声が上がっているとのお話もありました。

 

 

医療的ケア児が通園可能な事業所が令和5年度に市内19施設と増えましたが、令和6年度には更に2施設増える(灘・東灘地域)そうで、全部で21施設となるそうです。毎年、受け皿が少しづつでも広がることはすごく良い流れだなと思います。
それと同時に、通園される方のケア内容も多様化しているようですので、人工呼吸器を含めた様々なケアに対応して頂けるようになれば良いなと思います。

 

 

また、児童発達支援や放課後等デイサービスといった通所サービスのお話もありました。
令和5年8月現在の、通所サービスを利用されている医療的ケア児さんの児童発達支援の延べ利用人数は66人で、放課後等デイサービスの延べ利用人数は184名だそうで、個人的にはすごく少ないなと思いました。やはり、受け入れ可能な通所施設がまだまだ少ないのだと思います。神戸市でも行きたい通所施設が身近なところに無いという問題や事業所において人材確保が難しいといった課題があることは把握しているとのことです。

 

 

あと防災に関するお話がありました。
神戸市では基幹福祉避難所が整備されており、そこでは3日分の備蓄の確保と施設ごとの要援護者受入マニュアル整備と避難所開設訓練の実施(毎年1回)が義務付けられているそうです。
医療度の高い方については、避難することがすら危険と隣合わせのため、災害が発生した場合にどのように避難するのか、どのような方法が最善なのか、どのような避難所があってどういった機能を備えているかなどが説明されました。

 

 

様々な視点から話合われていたことと、多くの現実的な問題点が疑問点として挙げられていたので良かったように思います。

 


 

 

2023.10.20

神戸市で2024年度 医療的ケア児の保育所等での申込み受付が開始されました(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

神戸市にて2024年度 医療的ケア児の保育所等の利用受付が開始されたようです。

申し込み期間が11月30日までのようですので、期間が結構短いです。

考えていらっしゃる方はお早めに進められるのが良いかと思います。

 

神戸市のHPに要綱等が掲載されているのですが、正直なところ「う~ん・・」という点があります。

以下の部分です。

───────────────────────────────────────────────────

1.受入れ可能な医療的ケアの内容

(1)経管栄養(鼻腔に留置されている管からの栄養、胃ろう、腸ろう)

(2)吸引(口腔内吸引、鼻腔内吸引、気管切開部からの吸引・衛生管理)

(3)酸素療法(鼻カニュラ、酸素マスク)

(4)導尿

(5)その他、施設で対応可能な医療的ケア

──────────────────────────────────────────────────

お気づきの方もおられるかもですが、人工呼吸器については受け入れ可能な医療的ケアに含まれていません。

神戸市の資料にも残念ながら「人工呼吸器については安全性、受入れ体制の面から対象としていない」との文言が明記されています。

人工呼吸器の方は、保育園には通園できず、児童発達支援センターもしくは児童発達支援事業所しか通園先としては選択ができないということです。

受け入れされる施設の増加と合わせて、この辺りは神戸市さんにもう少し頑張ってもらい、人工呼吸器の方でも保育園を選択肢の一つとして考えられるような体制作りに進めて欲しいものです。

 

◆神戸市HP 2024年度 医療的ケア児の保育所等での申込み受付
https://www.city.kobe.lg.jp/a65174/284095427953.html

 

◆神戸市こども家庭局資料(少しだけ古いかもです)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/54582/hpyouhojigyoukakennsyuusiryou.pdf

 

 

 


 

 

2023.10.16

インクルーシブ教育をしっかりと理解する(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

先週の土曜日にオンラインで開催されていた、「弁護士が見た学校で起きている差別-インクルーシブ教育のために知っておいて欲しい権利と制度」という題目の講演をお聞きしました。

 

 

弁護士の方が関わった様々な事例がお話されましたが、このご時世においても悪びれる事もなく当たり前のように差別や虐待が行われており、しかもそれが障がい児に関わる自治体の職員であったりすることに悲しくなってしまいます。
インクルーシブ教育という言葉や合理的配慮という言葉が飛び交うことが増えつつありますが、本当に理解し行動できている人がどれくらいいるのかなと考えます。

 

 

この部分について、日本は世界と比べても非常に遅れているという認識なのですが、そういった認識を得る機会すらないというのが現実だと思います。
障がいをお持ちのお子さんが学校に行こうとした場合、特別支援学校への進学が規程路線のように話されるのが今の日本であり、地域校に行こうとした場合チャレンジャーのように捉えられ、様々な可否を投げかけられてしまいます。
しかし、障がいの無いお子さんであればこのような選択は迫られることなく地域校に行くことが当たりまえと認識されています。

 

 

そこには、「安全」「安心」だからという理由があるのですが、これが誰にとっての「安全」「安心」なのかを考えてしまいます。
どうしても、本人にとっての「安全」「安心」だけでなく、親にとっての「安全」「安心」・学校や先生にとっての「安全」「安心」・教育委員会の方にとっての「安全」「安心」・他の生徒への「安全」「安心」が強く見え隠れしてしまいます。

 

 

本人よりも周りの理由部分が大きく占めているように感じられ、それによって本人の意思や希望が損なわれているのではないかと考えてしますのです。
本当に本人の意思が尊重されての決定がなされたのか?決定によって本人が理不尽に不利益を被っていないか?この辺りをしっかりと考えていかなければ日本のインクルーシブ教育は間違った方向に行ってしまうような気がしますので、今回のような講演を聞きながら正しい認識を持てるようになれればと思います。

 

 

◆今回の講演主催の方のサイト
https://www.p.u-tokyo.ac.jp/cbfe/