2024.03.27
今からが1年で一番人の入れ替わりの激しいタイミングではないでしょうか?
別れも多いですが、新しい出会いも多くあると思います。
「縁」とは不思議なもので、例え今は別れとなってしまっても、どこか別のタイミングに違う形で関わったりすることが度々あります。
そんな時、世界は狭いな~と思ってしまいます。
だからこそ、今まで関わりのあった方々との「縁」を大切にしていきたいと考えます。
人が一人で生きていくにはとても大変なことだと思います。
誰もが別の人と関わりながら、時には助けてもらいながら生きていくからこそ、しっかりと生きていけるのではないでしょうか?
自分の過去を振り返った時に、今から思えば転機だったなぁと考えられるところでは必ず周りの誰かの助言がありました。
自分のことを決めることは他の誰でもあってはなりませんが、色々な人の話を聞いて総合的に判断することも「判断材料」としてプラスと考えています。
出会った方の中には、この場合は「こういうふうにするべきだ!」とか「こうしないといけない!」と決めつけるように言ってくる方もおられましたが、最終的な意思決定は自分自身なので、自分が納得する形での最終決定をできることが一番良いのかなと思います。
これまで「縁」により、ぷくぷくに関わって下さった方や、今も関わって頂いている方、これから先に関わって頂ける方に、ぷくぷくと出会って良かったと思ってもらえるように尽力していきたいと思います。
2024.03.19
いよいよ年度末も近づき4月から新年度となります。
お子さまの年齢によっては、生活サイクルがガラッと変わる可能性もあるかと思います。
それに伴って、ぷくぷくに来て欲しい日や時間帯を変更したいといったご希望もあるかと思いますが、その場合は遠慮なくおっしゃって下さい。
できるだけご希望に沿えるかたちで訪問ができればと考えております。
(無理な場合もあります・・その時はすみません。。)
特に低年齢のお子さまの場合、新たに園や学校やデイに行かれる時は様々な「期待」と「不安」が入り混じり、しんどくなってしまうことは仕方がないことだと思います。
そういった中での「不安」をぷくぷくの訪問看護をご利用頂くことで少しでも解消して頂ければ、私達にとってこれほどの喜びはありません。
誰もが、自分の思う事、やりたい事ができる、そんな社会を目指す為に力を注いでいきたいと思います。
まだまだ、寒暖差も激しく花粉も飛びまくるのでツライところですが、毎日を少しでも楽しく過ごしていきましょう!
神戸市の六甲アイランドに新しくこんなアミューズメント施設が出来たようです。
ちょっと行ってみたい!
2024.02.29
2月23日に「西宮でこどもまんなか社会を考える研究会」という研修に参加してきました。
この研修では、こども家庭庁の方も来られてご講演予定であった為、行政の考え方などもお聞きできるかと思いましたが、お話を聞く限り方向性はあるものの具体的な中身については何も決まっておらずまだまだ模索しているという印象が強かったです。
逆に言えば、根拠を持って課題・問題点をしっかりとお伝えし改善方法等を指し示すことができれば、取り入れてくれる可能性があるようにも感じました。
また、姫路市にある重度障害者総合支援センタールルドのセンター長である宮田先生のご講演もあり、特に記憶に残った言葉がありました。
重症心身障がい児さんや医療的ケア児さんへの支援者さんで「万が一の事故があると困るから・・・」と言われる方がいます。
反対に、「万に一つしか(事故は)ないからね!」と言ってくださる方もいます。
前者の場合「万が一」が「やらない言い訳」になってしまうケースです。
むしろ後者のように、万が一の事故に迅速かつ的確に対応し、万が一の事故を未然に防ぐ体制を構築し、様々なことを実施していく方がご家族様から良い支援と思われることが多いようです。
まさしく!と思いました。
これが、ご本人様・ご家族様と支援者さんの乖離を生み出してる一番の要因だと考えます。
「生きる」には「生き生きする」という意味も含まれているかと思います、ただ毎日を「生きる」のではなく、やりたいことをして「生き生きする」ということも大切だと思います。
万が一の事故があるかもしれないからやらないでおきましょう、と言ってやりたいことを全て押し殺して「生き生きできないこと」はよいのか?と考えさせる良い機会になりました。
ぷくぷくでは後者を目指し、ご利用者様やご家族様が取り組んでみたいと思われることを訪問看護を通して、しっかりと支援していければと考えております。
2024.02.16
2024年1月に、ぷくぷくをご利用頂いている皆様にアンケートを実施いたしました。
アンケート結果を「ご利用者様のこえ」として当HP内の下記ページにて掲載いたしました。
ご利用者の皆様には、ご多忙の中、アンケートへご協力頂き、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
今後も、皆様からのご意見を真摯に受け止めながら、ぷくぷくの運営に取り組んでいきたいと思います。
2024.02.15
神戸市のホームページに「第7期神戸市障がい福祉計画・第3期神戸市障がい児福祉計画(案)意見募集の結果」が掲載されていました。
本当に色々なところでお聞きするようなお話が多く、特定の方だけが抱えている問題ではないのだと改めて感じました。
まずは、こういった声を上げることが大切で、「労力がかかるし」・「どうせ何もしてくれないし」・「一意見なんて無視されるし」と思いスルーすると、行政側は「ニーズが無い」と言って、ますます何もしてくれなくなるのが現状だと思います。
計画になければ急に予算を確保することは難しい→だからできません!となるのが目に見えています。だからこそ、市民の目でしっかりと注視しておき、間違った考えをされている場合は声を上げないといけないのだと思います。
今回の意見募集の結果について、行政側の回答を見ると「ニーズを把握し・・」という言葉が多く見られます。
本当にニーズを把握しようとしているのか疑問が残ります。
体感的には「声が無い」=「ニーズが無い」のように捉えられているとしか思えないのです。
本当は、「声が無い」→「本当に声が無いか?」・「なにか必要なことは無いのか?」の考察→「調査」となって欲しいのですが・・・・
今はSNSの時代で、様々な地域の様々な情報を入手することができます。
より良いサービスを求めることは必然で、この居住する地域で、そのサービスを受けることが叶わないのであれば、引っ越そうと考えられる方も出てくると思います。
実際に、神戸市では人口の減少が止まりませんし、より良い行政をされている隣接都市へ流出しています。
今こそ、「神戸市障がい福祉計画」一つをとっても、ないがしろにせずに、しっかり考え取り組んで頂けたらと切に願いします。
2024.02.07
少し更新期間が空いてしまいました。
先日、都心の方では大雪に見舞われて大変だったようです。
今年は、神戸の方は昨年ほどの大雪が今のところ無くて少し安心しています。
話は変わりますが、介護・障害福祉・診療報酬改定に関する情報が少しづつ発表されてきて、大まかな概要が見えてきました。正直なところ、期待していたよりも弱かったかなという印象です。
重症心身障がい児・者さんや医療的ケア児さんに着目されていた部分が多かったので、重心型の通所などの報酬が大きく改定されるかと思っていたのですが、基本報酬に関してはそれほど変わらないようです。ただ、定員が5名と固定だったところが5名~7名となり幅ができました。
また、送迎に関しても加算額の増額があり、入浴に関しては加算が新設されました。
こちらをきっかけに、送迎や入浴といったサービスの実施に取り組んでくれる事業所が増えれば良いなと思います。
それよりも、通所の個別支援計画にご利用者様本人の意思決定を盛り込むことが定められたことは良かったと思います。
これまで、本人の意思決定が確認されないまま、周りの支援者等がレールを引いてしまうといったこともあったのではないかと考えます。
今回の改定により、意思の発信が特に難しい方々の意思をどのようにして確認していくか?について周りの支援者等がしっかりと考えることが必要となると思います。
事業者にとって報酬改定はガラッと業務の根底が変わるかもしれない大きな出来事の一つではありますが、報酬が増えるところには事業が増えますので、ご利用者様にとっても取り巻く環境が変わるチャンスだとも思います。
少し着目して頂いても良いかもしれませんが・・・・めちゃくちゃ分かりづらいです・・・・
■障害福祉サービス報酬改定資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37772.html
■診療報酬改定資料(数字部分はまだ未定のようです)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00246.html
2024.01.18
みなさま、体調いかがでしょうか?
わたしの周りでは体調を崩される方が増えてきているように感じています。
コロナやインフルといった心身ともに疲れてしまうような感染症も増加しているように思います。
お忙しい毎日をお過ごしかと思いますが、休める時は無理をせずにしっかりと休むことが必要だと思います。
さて、1月17日は神戸近郊に居住の方にとっては特別な日です。
昨日も午前5時46分に追悼が行われておりましたが、今年は能登半島地震が発生し多くの被災者が出ていることもあり、例年より深く思うことのあった追悼となったのではないかと思います。
いざ大地震が起こった際に、避難が出来る方と小さなお子様がいらっしゃる方や重心さんといった避難が難しい方がおられると思います。
また、頑張って避難できたとしても避難先という集団生活のような場で一緒に過ごすことが、つらい方もおられると思います。
能登地方では、道路・ライフライン・通信手段が機能できず、安否確認すら難しい状況となりました。
そのような場合、在宅避難という形になってしまうのですが、そういった中での生活を少しでも負担なくできるようにするために、私達訪問看護ステーションのような支援者に何が出来るかを事前に考えておく必要性をより深く考えるきっかけになりました。
現時点では、絶対に大丈夫だと思えるような方法が確立されているわけではありませんが、これまでの事例を元に多くの方の安心に繋がるような、より良い方法を確立できればと考えています。
2024.01.04
みなさま、新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
今年は、元旦に能登地方で大地震、2日には航空機の衝突事故、3日には小倉で大規模火災など、色々と不穏なスタートとなってしまいました。
ニュース等でも報道されているように、大地震では東北地震の時の教訓が活かされており、津波警報が発令された際に今回は多くの方が即時避難をされました。
また航空機事故においても、CAさんが日頃から避難訓練をされていたこともあり乗客全員が避難することができました。
天災、人災問わず日頃からの備えが、その後の結果を大きく左右することになるという良い例だと思います。
今年、ぷくぷくでも様々な内部研修を実施予定ですが、その辺りを意識しながら取り組んでいきたいと思います。
2023.12.29
いつもありがとうございます。
ぷくぷくの訪問も今年は最後の日となりました。
無事この日を迎えることができたのも、ご利用頂いている方々のほか、関わり頂いた全ての方々のおかげです。
ありがとうございます。
今年は、コロナが5類になったことでマスコミ等に取り上げられる機会が徐々に減っていきました。
人々の交流機会が増えたことは良いことだと思いますが、コロナが完全に消えたというわけではありませんので、気を付けるべき点は気を付けておく方が良いように考えます。
各地でも様々なお祭りやイベントが行われていましたが、ぷくぷくでも訪問時に季節イベントを何回か開催させて頂きました。
イベント時の皆様の笑顔のお写真を見るたびにテンションが上がり、次なるモチベーションへと繋げることができました!ありがとうございました!
ご利用頂く方が増えた反面、ご要望に沿えない部分が出てきてしまっていることは大変申し訳なく感じております。
看護師やセラピストの求人を行ってはいるものの、増員には至っておらず、このような状態になってしまっているというのが正直なところです。
来年度はスタッフの確保はもちろんのこと、スタッフの考える力というものを養い、より良い訪問を目指していきたいと考えております。
また、様々な情報や知識を素早く取り入れて、訪問やHPを通しての情報発信等を行っていきたいと思います。
年明けは1月4日からのスタートとなりますが、本年同様に来年もぷくぷくと関わり頂ければ幸いです。
それでは、良いお年をお迎えください。
2023.12.22
あっという間に年の瀬が近づいてきました。
なんやかんやで今年もあと1週間ほどです。
ここにようやく冬到来という感じの寒さになってきており、例年以上に体調管理が難しいなと感じています。
何かと変革の時期なのかな?とも思ってしまいます。
2024年は「甲辰(きのえたつ)」だそうで、「変革(転機)」や「激動」などがキーワードとなり時代が動く年とも言われているようです。
これは、これまでの努力が実って夢が叶いやすい年とも言えるそうです。
みなさまが今まで取り組んでこられたことや働きかけてこられたことなどが、2024年に結果となって実を結べば良いなと思います。
障害福祉サービスや訪問看護を取り巻く環境も令和6年度は少し?変革があると思います。
一つは4月に予定されている「報酬改定」です。
こちらは、国が力を入れようとしているところに報酬が多く付く仕組みになっています。
今回の障害福祉サービスの報酬改定の協議の中では、医ケア児さんや重心さんに関する部分がしっかりとクローズアップされていましたので期待しています。
報酬が増えると取り組む事業所が増えて、より多くの選択肢から選ぶことができるようになります。
もう一つは、マイナンバーカードによる保険証確認です。
まだまだ賛否両論があり不安の残るマイナンバーカードですが、病院と同じように訪問看護でもマイナ保険証確認が予定されています。
詳細な情報は発表されていませんが、予定では来年の6月から変更となるようです。
おそらく、訪問の際にカードリーダーから情報を読ませてもらうような感じになるのではないかな?と思います。
・・といった感じで既に変革が決まっていることもありますが、何よりもコロナのようなマイナスの変革だけは起こらないで欲しいと願うばかりです。