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訪問看護ステーションぷくぷく

2023.11.27

北区地域小児在宅医療推進支援事業講演会に参加してきました(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

令和5年11月24日に開催された北区地域小児在宅医療推進支援事業講演会に参加してきました。

 

令和5年11月24日北区地域小児在宅医療推進支援事業講演会

 

「北区における医療・教育・福祉の連携によるこども支援を考える」という演目なのですが、珍しいのが神戸市北区医師会さんが主催でした。
医師の先生方が医療・教育・福祉の連携について発してくれるのは凄く大きな意味を持つと思います。
今回は小児科医の宇宿先生(ぷくぷくも凄くお世話になっている先生)が小児在宅医療について皆が同じ気持ちを持って一人の児や家族に接していくことの重要さをお話して下さいました。

 

 

更に神戸市教育委員会事務局の指導主事の方も来られており、医ケア児さんの就学に関することやインクルーシブ教育に関してお話して下さいました。
何か月前かに行われていた教育関係の有識者会議とは全然違って、こうしたいと思われている気持ちが伝わってきました。
パネルディスカッションでは、兵庫県立神戸特別支援学校の方と社会福祉法人陽気会の方も加わり、現行における課題や取り組んでいかなければいけないことなどについてディスカッションが行われました。

 

 

今回の講演はホントに「うんうん」、「それそれ」と思うようなことも多く、ぷくぷくも足並みを揃えていければ良いなぁと思いました。
反対に、現在抱えている課題についてもよく分かる部分もあり、特に相談支援員さんの寄り添い力に個別差がある問題や医療的ケア児コーディネーターさんの在り方や役割の不透明さが浮き彫りになったようにも感じました。

 

 

ただ、このような講演を続けていけばいずれは課題解決の糸口が見えてくると同時に、解決方法を水平展開することが容易くなるのではないかと考えます。
ホントのところはこのような事を北区だけではなく神戸市全体で取り組んで欲しいところですが。