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訪問看護ステーションぷくぷく

2023.05.17

訪問看護って何をしてくれるの?(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 ぷくぷく ブログ)

 

訪問看護って何をしてもらえるのでしょうか?
このような疑問を持たれているご両親さんは多いと思います。実際にそういったお声をお聞きすることもあります。
というのもあまり聞く機会や教えてくれる人がいないからだと思います。

 

 

「訪問看護」というとどうしても高齢者さん向けのサービスとしての、体温を測ったり医療的ケアをするなど健康観察や健康維持のイメージが強いと思います。
インターネットなどで「訪問看護とは?」と検索しても、大体は高齢者さん向けの訪問看護の説明が出てきてしまいます。
なので、小さなお子様がご退院される時に訪問看護を勧められても「良いのか?必要なのか?よくわからない」というのが現状だと思います。

 

 

よく分からないまま利用しはじめて、他人が自分の家に来るとなると多少なりとも構えてしまう自分がいたり、気を使ってしまう部分があったりと「しんどいな」と感じると思います。
そこまでしてまで、他人にケアや健康観察をしてもらう必要があるのだろうか?と考えた時に「いや、いらないかも」と考えられるのは当然だと思います。
なので、小児における訪問看護を納得して最大限にご利用頂くためにも簡単に記したいと思います。

 

 

まず、小児訪問看護は高齢者さん向けの訪問看護とは全く別物と考えて頂く方が良いです。
もちろん各ステーションの考え方ややり方によって異なるとは思いますが、ぷくぷくにおいては訪問方法が全く別物であると言えます。

 

 

では、最初の疑問である「訪問看護って何をしてもらえるのか?」ですが、結論から書くと「できることは何でもできます!」となります。
ぷくぷくにおける具体例として挙げていくと、健康観察、吸引等の医療的ケアはもちろん、入浴介助、食事介助、お子様との遊びによる療育、見守り、各種ご相談、ご兄弟児様の支援などご利用頂いている方だけでなく、ご本人様やそのご家族様を取り巻く環境全ての生活支援をさせて頂くことが可能です。
あと、ご利用時間に関しても色々あります。ぷくぷくでは、ご利用者様のご希望をお聞きしつつ必要な時間を決定していく形です。

 

 

ご本人様が今、そして将来に楽しく毎日を過ごせるにはどうすれば良いかを常に考えて、今できることをすることが小児の訪問看護だと考えています。
それが、ご本人様への直接的なケアに必要であったり、周りにいらっしゃるご家族様の支えに必要であったりとご家庭のご状況によって異なります。
子ども達は大人たちがビックリするような凄い力とスピードで日々成長されています。
その貴重な時間を無駄にせずに、しっかりと活かして頂けるように訪問看護のご利用方法等を一緒に考えていければ良いなぁと思います。