トップに
戻る

訪問看護ステーションぷくぷく

2023.07.13

トリプル改定に向けて(訪問看護 神戸市 乳幼児 小児 重心 医ケア児 ぷくぷく ブログ)

 

昨日、令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の検討会が開催されていました。
令和6年度は障害福祉サービス等報酬、診療報酬、介護報酬全ての改定が同時に行われる「トリプル改定」と呼ばれるものになります。その為、非常に注目度が高いものとなっています。

 

第29回障害福祉等報酬改定検討チーム

 

私も昨日の令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の検討会をオンラインで視聴しておりましたので、思ったことを書き綴っておきたいと思います。
事前に意見書(ほぼ要望書です)が公開されてるので、それを見ながら視聴していたのですが、やはり個人的には小児さん・重心さん・医ケア児さんに大きく関わる部分についてどのような問題が提示され、どのように改善して欲しいと述べられるかという点でした。
個人的には、意見書をご提出された「全国医療的ケア児者支援協議会様」と「全国医療的ケアライン様」共に、的確に問題点と改善方法、そしてそれに伴う報酬の改定案について非常に上手に纏められていたと思いました。

 

 

就園・就学、通園の問題と親御さんの就労及びレスパイトの問題をアンケート等により視覚的にお伝えされ、報酬改定により今ある社会資源の拡張を実施することによって解決を促すことがしっかりと説明されていました。
その中でも、入院中に重度訪問介護を児でも利用できるようにして欲しいというご意見は、介護者の負担軽減としてとても有効であると感じました。
私達のような訪問看護ステーションでは、どうしても訪問可能な日数・時間が最低限に限られてしまっており、もどかしさを感じる部分が多々ある中で障害福祉サービスがこうだったらこうできるのにと思うことがあります。
今回の報酬改定で障害福祉サービス事業所の幅が広がれば、間違いなく私達のような訪問看護事業所でもまた新しい取り組みも視野に入れることが出来るようになるのではないかと思います。

 

 

全国医療的ケアライン様資料

 

全国医療的ケア児者支援協議会様資料