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訪問看護ステーションぷくぷく

2022.09.26

訪問看護でもBCPの策定が必要なんです(訪問看護 神戸市 小児 重心 ぷくぷく ブログ)

 

猛烈な台風14号が過ぎ去ったあとに、台風15号が間髪入れずにやってきて静岡県に大きな被害を与えました。

少しずれれば近畿地方も同じような被害になっていたかもしれません。

その間、神戸~西宮付近では夜中に地震がありました。震度こそそこまででしたが阪神淡路大震災を彷彿させるような

突き上げるような衝撃がありました。翌朝にも同じ場所で地震があり、なんとなく不気味です。

 

地震はいつどこで起こってもおかしくない災害であり日頃から最悪を想定しておく必要があります。

避難経路・持ち出し物品・備蓄等をしっかりと確認し、ご家族やご近所さんと連携が取れる状態にしておく必要があると思います。

 

 

大きな災害発生時、訪問看護においても交通、ライフライン、スタッフの状況等によっては一時的にサービスの提供が

困難になってしまう恐れがあります。サービスのご提供が継続できるように、またはサービスのご提供が出来なくなったりしても速やかに復旧できるように訪問看護においてもBCPの策定が義務付けられます。(令和6年までに策定義務)

 

BCP(Business Continuity Plan)について、ぷくぷくでも会議等で話合いを実施しBCPを策定しています。

誰がどのように情報収集を行い、誰の指示のもとどのように行動するかというところを具体的に決定しています。

スタッフごとの役割をあらかじめ決めておくことで、混乱を防ぎ、サービスの早期復旧を目指します。

 

 

重心さんや小児さんの場合、どのような時においても個々の特性を理解しておくことが必須だと思います。

有事の際は、全てのサービスのご提供が難しい場合があるため、本当に必要なサービスが何なのか?優先すべきことが何なのか?を的確に判断して実施していく必要があります。

 

日頃からご利用者様が本当に求められていること・必要なことをコミュニケーションを通じてしっかりと理解しておき、

いざという時にも活かすことができればと考えています。