2022.08.22
まだまだ暑い日が続いています。どちらかといえば蒸し暑いになりますが。
夏バテではないですが、体がしんどくなりがちだと思いますのでお気をつけ下さい。
さて、前回のブログで訪問看護の料金は最低8550円かかりますよということをお話しましたが、
これ以上にかかることがあります。それが訪問看護の加算によるものです。
訪問看護の料金体系は下記のようになっています。
◎基本療養費(5550円)+管理療養費(3000円)+各種加算
ですが、実は上に記載した基本療養費と管理療養費は必ず8550円というわけではありません。
訪問に行く職種(看護師、准看護師、セラピスト)や訪問回数、訪問看護ステーションの体制などによって変化します。
特に管理療養費は、その月の初回訪問のみは3000円ではなく7440円となります。
では、本題の加算に関するお話です。
訪問看護には多くの加算が存在します。
例えば24時間対応体制加算というものがあります。
これは簡単に言うと、24時間いつでも訪問看護に行くことができるので、
何かあったらいつでも連絡してくださいね、状況に応じて医師の指示のもと駆けつけますよ!という加算です。
乳幼児さんや重心さんは、常に不安を抱えていると思います。何かあった時に訪問に駆けつけてくれると思うと少しは不安が和らぐと思います。
ちなみに、この加算は月に一回だけ6400円かかります。
なので、このサービスを利用されている場合、その月の初回訪問は下のような金額になります。
基本療養費(5550円)+管理療養費(7440円)+加算(6400円)=19390円となります。
もちろん、前回お話した通り保険証と公費がご利用できるので、全額負担ではありません。
公費の上限額が800円であれば、加算があってもお支払いは800円だけとなります。
訪問看護を利用されている方でもなかなか見られる方が少ない訪問看護の請求明細書ですが、
時間があれば一度見て頂ければと思います。