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訪問看護ステーションぷくぷく

2025.10.28

生きづらさを知る(訪問看護 重心 医ケア児 ぷくぷく 小児 神戸市)

 

先週くらいから急激に寒くなりました。
体調管理が非常に難しくなっています。
このままだと秋を感じる間もなく、冬になりそうな予感さえしています。

 

今年も、ぷくぷくではハロウィンイベントをしています。
秋のイベントを通じて少しでも秋を感じてもらえればと思います。

 

なぜかこの時期は私達のような事業所向けに研修や会議が多く開催されています。
色々なところに行って色んな話をお聞きして見聞を高めたいところですが、先日は障がいを疑似体験するという体験型の研修に参加させて頂きました。

 

体験を通して、分かってもらえないことへの不安や苛立ち、頑張っているのに頑張れ!と言われる辛さ等を感じることができました。
今のままだと難しい部分はあるけれど、工夫しだいでそれが変わるかもしれない。
また、こういう声掛けってむしろマイナスの声掛けなんだなということを気づかされます。
当たり前が当たり前じゃないとこんなに生きづらい世の中になってしまい、どれだけ冷たい世界だと感じるんだろうと思ってしまいます。

 

ちょっとした気づきで変えられる部分も多いと思います。
今まで何となく街中を歩いてた当たり前の風景にも、自分が車いすで移動したとしたらどういうルートを通るかなということを想像するだけで、動きづらくなってしまう部分がたくさんあることに気づくことができます。

 

先日姫路城を見に行ってきましたが、足腰が悪くなったら天守に到達することはできないと感じました。
何年か前に名古屋城復元のエレベーター問題がありましたが、まさにこの部分だと思います。

 

多くの方が高齢になると自力で歩行することが出来なくなる可能性があります。
その時に行きたいところに自由に行きにくいもどかしさを感じることになると思いますので、それが生きにくいに繋がらないようにする為にも、多くの方のお話を聞きながら今のうちにしっかりと問題点を見つけておきたいと思いました。

 

 

神戸市ではこういったMAPが活用されています(「神戸市×WheeLog!」バリアフリーマップ)
https://app.wheelog.com/?latitude=34.68958773&longitude=135.1957948&zoomRate=16