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訪問看護ステーションぷくぷく

2025.04.04

新生活と選択肢(訪問看護 重心 医ケア児 ぷくぷく 小児 神戸市)

 

新年度になりました。

 

 

ちらほらと桜が見られるようになり、日々春の訪れを感じています。
生活スタイルが変わられた方も多いのではないでしょうか?
ぷくぷくでも、生活スタイルの変化等に合わせて柔軟な動きができればと考えておりますが、なかなかご希望に沿えていないというのが現状です。

 

 

今年度より、今まで他市で実施しておりました小学校等への訪問看護を、神戸市でも実施させて頂くことになりました。
医療的なケアがあっても、必ずしも特別支援学校に行かなければならないわけでなく、近所のお友達と一緒の地域の学校を選択することもできるということは非常に大切だと思います。

 

 

障がいがあるから学童は難しいとか、就職は難しいとか、成人したら生活介護にいかなければという考え方ではなく、障がいの有無に関わらず、その人がその人らしく生きるための方法を社会全体で考えていかないといけないのだと思います。
それこそが、昨年義務化された「合理的配慮」に繋がると思います。

 

 

合理的配慮の「配慮」という翻訳が微妙で、本来は合理的調整の方がしっくりくるようです。
配慮という言葉が、あいまいなイメージを生み出していて、分かりづらくなってしまっているのだと思います。
そういった調整の先に選択肢が生まれると思いますので、多くの方の選択肢が増やせるように様々な「調整」に取り組んでいきたいと思います。

 

合理的配慮のリーフレット